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スタッフ日記

消耗したLet’s note CF-RZ4のSSDのデータ回収を承りました。

 今回のお客様ですが、Panasonic Storeで購入したLet’s note CF-RZ4の天板が割れたそうです。最近の薄型Let’s noteでは、特に衝撃を与えた記憶はないのに、いつの間にか天板が割れたり、液晶パネルのフレームが割れたりといったことが起こっています。Panasonic Storeに天板の修理を依頼したところ、SSDも故障しているとのことで、Panasonic StoreからSSDの交換を申し出られたそうです。それで今回、その故障している?というSSDからのデータ回収を承りました。



 折角なので、お預かりしましたSSDの診断、検品を行いました。結果は、故障箇所はなく、正常にデータの読み書きが出来ましたが、SSDの7割程度が消耗していました。当社ではこのSSDに関するテストデータを持っており、消耗ラインを把握しています。今回のSSDはその消耗ラインの7割程度まで達していたということになります。お客様がCF-RZ4を購入されてから1年足らずですが、もし同じペースで半年でも使うならば、データの読み書きが正常に行えなくなることが容易に予想出来ました。

 Panasonicは3年保証の期間内に、SSDが消耗、故障してデータロスすることを避けたのだろうと想像できます。とても良心的な対応だと思います。。。が、1年保証の量販モデルを購入された方々は大変かと思います。

 CF-RZシリーズ、CF-MXシリーズの場合、SSDの読み書きが遅くなり始めたら、SSDの交換時です。

 問題は、同型のSSDは相性が出やすいことです。あるSSDは起動出来ても、使っている間にフリーズするものがあります。OSの起動しか確認しない業者がいる様ですが、これはアウトになるケースです。

 UltraBookの場合、高品質、高耐久のSSDがない上に、相性問題が出やすいです。データ回収の手間も考えるならば、ビジネス用途で使用するのはリスクが大きいかと思います。


 




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