HANA Micron H4PM064G-10(日立型1.8インチIDEタイプSSD)を使ってThinkPad X41にSSD換装してみました。
昨日、発売された日立型1.8インチIDEタイプSSDのHANA Micron H4PM064G-10を早速、ThinkPad X41に入れてみました。HANA Micron H4PM064G-10はGC(Gabarage Collection)機能の付いたEastWho社製コントローラーを積んでいます。
結論から書きますと、
●ライト(書き込み)のパフォーマンスが低いです。
●CrystalDiskMarkで計測してみると最高値は高いのですが、5回それぞれの計測値にかなりのバラツキが出ます。
●ハードディスクのカーバーを開けてSSDを換装しようとしても、奥の金具のフレームが引っかかってSSDを差せないケースがよく起こります。そうなると分解換装となります。
●BIOSの段階からSSDの容量が60Gとして認識されています。64Gではありません。残りの4Gはキャッシュに使われているのでしょうか?
どうも話によると、EastWhoコントローラーはかなり曲者?で調整が難しいようです。
総合的に考えますと、H4PM064G-10を使用するメリットが薄いです。INDILINX社製コントローラーの方が書き込みのパフォーマンスは高く、全体的なバランスが取れており、安定しています。価格、パフォーマンス、安定性を考えますと、まだ当分はH1PM064G-00(INDILINX社製コントローラー)のお世話になることになりそうです。
ちなみにPhotofastは??論外です。
大多数の顧客はあと2年程度パソコンが使えれば良いと言っています。しかも用途はメール、ホームページ閲覧、ワード、エクセル程度です。ということはGC機能なんて不要という事です。GC機能を削ってその分コストを下げた方が、エンドユーザーのニーズに適っています。