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スタッフ日記

北海道大学のお客様より、Let’s note CF-S8のSSD容量アップ512GBを承りました。

 当社の札幌オフィスは北大の正門近くにあります。お陰様で北大や札幌医大のお客様も増えました。当社では大学関係、研究機関のお客様が少なくないです。動作速度の向上はもちろんのこと、大事な場面でトラブルが起こらない様に、SSDの選択、動作検証は慎重に念入りに行ってきました。その結果、納品後3年以内のトラブルの報告は0に近い状況を維持しております。リピートでのご依頼も頂いています。

 当社ではSSD換装時に認識して、動作すれば良いという単純な考えでは作業は行なっておりません。使用するSSDについては、必ず社内で一定期間は実際に使用し、またハードな環境で長時間テストを行い、問題の起こらないことを確認しています。一時的に動けば良いというのではなく、できる限り、長期間に渡って安定して使用出来るSSDの使用に心がけています。実際、この段階で、これまでもいくつもSSDの欠陥を見つけ、メーカーや代理店に報告してきました。しかし現実はそれで流通が止まることはなく、小売店は平気で販売し、後々になって大騒ぎになるのが毎度のことで残念に思うところです。かなりの消費者は相性問題だと勘違いして泣き寝入りしているものと想像します。現状ではSSDは欠陥品が多いのです。寿命以前の話です。

 実際にテストを行い、使えそうなSSの型が判明しましても、さらに問題が起こる場合があります。年に少なくとも1回はロットアウト、仕入れたSSDの全品返品の事態が起こっています。SSDの構成パーツが変更したり、ファームウェアが変更されたりして、まともに動かなくなってしまうケースがあります。また不良率が高いケースもあります。なので、必ず使用するSSDは動作チェックをしています。この段階ではじかれるSSDが出てきます。
一般小売店と同じ仕入先からSSDを仕入れていますが、当社は返品数は多いです。

 現状ではSSDは相性問題、欠陥、不良が少なくないのです。もし小売店でSSDを購入し、PCに組み込み、長期的に安定動作したならば、ラッキーだったということです。

 以前はSSD持ち込みによる換装作業も行なっていましたが、PCを壊してしまったとか、相性問題が起こるSSD、欠陥品、不良品ばかりの持ち込みとなってしまったので、現在はお断りしております。現時点ではSSD持ち込みサービスは難しいです。いつかHDDのように、SSDも相性問題が出ず、不良率も低くなる時が来たならば、対応可能となるでしょうが、その時はSSD換装サービスの存在価値がなくなっていると思います。

 また、他社でSSD換装を行なってもらった方がトラブルが起こったので見てもらいたいと持ち込まれるケースもよくあります。実際は、SSD換装を依頼した業者に相談して下さいとお話しています。問題のあるSSDを使用していたり、安定性の悪い変圧基板を組み込んでいたりして、マザーボードを改造していたりで、手の施しようがないからです。

 当社の考えるSSD換装サービスの意義は、相性問題が出ず、欠陥品でもなく、不良品でもなく、高パフォーマンスで安定、安心して使用できるSSDを提供するところにあると考えています。そのために日々、実験、検証、情報収集を行なっています。

 話は戻りますと、最近はSSDの容量アップのご依頼が増えました。ご依頼を受けるSSDも256GB、512GBが主流となっています。今回は512GBのSSDのご依頼を頂きました。お持込み頂いたLet’s note CF-S8は良いSSDが使われていました。この頃は良かったです。最近のPanasonicは使用するSSDのメーカーを変え、CP(コストパフォーマンス)の高い、早く言えば、安くて低品質なSSDを使うようになりました。当社から言わせてもらうと欠陥品です。今回、換装したSSDは元のSSDよりもパフォーマンスも安定性も良くなっています。安心してお使い頂けます。お客様からは2ヶ月前からご予約を頂いていました。作業時間は2時間弱でした。学会で北大に来られた際の合間の時間に作業を行うことが可能です。


→ Panasonic Let’s Note(レッツノート)のSSD換装、ハードディスク交換を承ります。
ミリオンウェーブズ 相談無料 TEL 03-5828-5376(東京) / 011-737-5378(札幌)

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