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スタッフ日記

都内のお客様よりLet’s note CF-F9の256GB SSD換装を承りました。

 Let’s note CF-Fシリーズは生産終了しましたが、根強いファンがついています。TOUGHBOOK(タフブック)に近いコンセプトで開発されたと思われ、ハードディスク周りの耐衝撃処置は最近のCF-SX、CF-NXとは比較にならないほど、しっかりなされています。CF-Fシリーズのファンの方々にはCF-Fシリーズを2台以上、所有されている方が多いのも、他の型にはない面白い特徴だったりします。

 今回は256GBのSSD換装を承りました。速度も中々、良い感じに出ていました。SSD検品済の高品質な良品を使っています。

 他の業者ではSamsung 940を使っているところがある様ですね。使わない方が良いですね。何故、256GB→240GB、512GB→500GBと使用できない領域が生じるのか理解していないから、このような製品を使用するのでしょう。メーカーに近い人間が、何でこんなものを製品化するのか理解できない。。。と言っていました。TLCタイプのフラッシュメモリーを使っているのですね。今の様な消費モデルの時代は、あえてコストをかけて消耗しやすい製品を開発するわけです。薄利で売っているので、程々のところで壊れて買い換えてもらわないとビジネスモデルが成り立たないわけです。既に消耗しにくい製品を安く作る技術があるのにです。SONYタイマーの世界です。SSDには似た話がいくつもあります。

 それからSamsungだから悪い、Intelだから良い。。。とか、Samsungだから良い、Intelだから悪い。。。とか言っている人達もいますが、メーカー単位で評価するのは賢明ではないです。SamsungでもMacBook Airの初期型に使われたSSDや、先程の940は難ありでしたが、830は良かったです。以前、ある業者でMacBook Airの初期型に使われたSSDをLet’s note CF-Rシリーズでレギュレーター基板とともに使用し、散々に不良を出して当社に沢山持ち込まれたことがありました。Intelの初期の頃の自社開発のSSDは優秀で今現在でも使えていますが、最近のOEM品に近い製品はお世辞でも良いとは言えませんね。同じメーカー品でも良かった製品、そうでない製品があるのが常です

 また同じ型でも、ロットの違い、使用パーツの変更、ファームウェアの違いで使えたり、使えなくなったりしています。結局、メーカー名でも、型でも、良品、悪品は判断がつきにくいわけです。通常の10個に1個くらいの不良率を、1000個に1個くらいまで下げるように努めるならば全数検品しかないです。検品作業、返品作業の手間がかかるわけです。


→ Panasonic Let’s Note(レッツノート)のSSD換装、ハードディスク交換を承ります。
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