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スタッフ日記

故障したLet’s note(レッツノート) CF-W5からのハードディスクの回収を承りました。

 Let’s note(レッツノート) CF-W5のお持ち込みがありました。使用中に突然、画面が乱れ、それからパソコンが起動しなくなったとのことでした。直るならば修理をし、直らなければ大事なデータの入っているハードディスクの回収をしてもらいたいとの事でした。

 CF-W5を分解してみると、DVDドライブ部分から混入したのか?ホコリがとても多かったです。このホコリでマザーボードがショートしたのだろうと判断致しました。

 マザーボードの故障箇所を探すのも、実装されているチップが細かいので修理をするのも手間がかかります。やはりコストを考えるならばマザーボードの交換対応となってしまいます。お客様にパナソニックの見積額(推定)と当社の修理額を伝えましたところ、ハードディスクの回収のみということになりました。

 ハードディスクを回収して電気的に故障がないか確認しましたところ、ハードディスクの基板損傷はありませんでした。しかし物理的に大きな損傷があり、セクターリードエラーが多発していました。このままではハードディスクを持ち運んでいる間かデータ移行中に、突然データが読めなくなってもおかしくないと判断し、早急に別のハードディスクにデータをバックアップ致しました。データは無事に回収する事ができました。ある意味、データのロスを考えるならば、この時期にパソコンが故障したのはラッキーだったかもしれません。

 今回のお客様は工業ロボットに携わっている方でしたので、ロボットの話で盛り上がってしまいました。非常に勉強になりました。


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