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スタッフ日記

最近のSSDの新製品は欠陥品が多い。。。

 最近のSSDの新製品は欠陥品が多いです。。。お客さんがよく名前を出す有名なメーカーでさえ、平気で欠陥品を出してきます。それも毎回。。。全く、油断ができません。ほとんどOEMで作らせて、自社のロゴを貼っているだけなので、品質管理が甘くなってしまうのかもしれません。

 SSDはハードディスクと比べまして、物理的駆動部がありません。その分、ソフトウェア制御への依存度が高いです

 メーカーも過酷な生き残り競争を繰り広げていますので、特に一般コンシューマー向けの安価なSSDの場合、製品開発のコストを減らし、リリース時期を少しでも早めるために、十分な品質管理が行われないまま、出荷されています。市場からの返品を元に問題を検証し、ソフトウェアのバクを改善していく傾向が多く見られます。かなりデフレ、低価格競争のあおりを受けています。

 現段階のSSDは非常にメリットの大きいPCパーツでありますが、非常にリスクのあるPCパーツでもあります。新製品、新品が正常動作しないことが当たり前に起こります。新製品に飛びつく消費者は相性問題で認識、起動しないだけならばまだマシですが、使用中にデータにアクセスできなくなり、データロスに見舞われることが少なくないです。SSDを薄利で流している代理店が欠陥製品に当たってしまった場合、非常に大きなダメージを受け、一気に撤退、縮小に向かって行くのを見かけます。

 最近、当社で使用するSSDは、実際に当社で使用して問題なく動作し、実用に耐えられると判断しました製品のみ使用することに致しました

 使用中に問題が現れるケースも少なくなく、その場合は改善策を模索し、解決策を見出しています。必ず、解決策を施した製品を使用しています。公になっていない欠陥を見つけた場合は代理店やメーカーに報告しています。

 何とか相性、初期不良、欠陥等による問題を最小限に回避することができていますが、やはり日頃の実験、検証が欠かせません。昔はハードディスクにも相性問題がありました。今のハードディスクの様に「新製品SSD=正常動作品」という時代が来ましたら、SSD換装サービスはいらなくなりますね。

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