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Let’s noteの純正UltraBook系SSDの寿命について

 SSDの寿命についてはよく話題に上がることですが、これまではSSDの寿命=フラッシュメモリーの寿命となることは少なかったです。フラッシュメモリー以外のコントローラー等の故障、ファームウェアの仕様によるケースが多かったからです。ところが最近主流になりつつあるTLC型フラッシュメモリーについては、たしかに消耗しています。あたかもハードディスクが消耗故障していく過程を再現するかのごとく、SSDが消耗故障していきます。ソニータイマーを思い出させるかの如く、優れた技術です。

 Let’s noteの純正UltraBook系SSDの寿命について、ビジネス用途でハードに毎日使用した場合、実例から想定しますと、CF-RZ4初期型の頃のSSDは6~18ヶ月程度、CF-RZ4後期型以降のSSDは18~30ヶ月程度かと思います。この程度の期間、使用した後、速度低下、プチフリ、読書エラーが発生するようになったら、消耗、寿命と思って良いと思います。データロスが発生する前に、交換した方が良いです。実際、我々がテストする場合は1ヶ月もあれば十分、これらのSSDは寿命に達します。

 最近のLet’s noteの品質低下により、従来のヘビーユーザー(科学計算、統計処理、動画処理、データベース、仮想環境などを使用するユーザー)はLet’s note離れを起こしているので、一般ユーザーが相対的に多くなることを考慮するならば、もう少し一般的な寿命は長くなると考えています。

 いずれにしても2、3年後にはSSDの交換需要が増えるか、中古市場に製品が溢れるものと見ています。

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