リピーターさんより、CF-SX4の2TB SSD換装を承りました。
Let’s noteの新製品は全てUltraBook化し、長年、Let’s noteを愛用して来られた研究者、ビジネスユーザーから、残念な言葉が聞こえてくる、ついこの頃です。コンシューマー化により、高価なLet’s noteを複数台、購入していたメインユーザー層が切られた訳ですが、価格と実質の大きな乖離から、SONY、NECに次いでPanasonicも終わったと実感しました。いつの日か、心なき者に乗っとられた経営権を取り戻し、復活することを願うばかりです。
CF-SZ5はUltraBook系の低品質(TLC型)のSSDで512GBまでしかありませんので、実質、退化した訳ですが、CF-SX4以前のPCは現在は2TB、将来的には8TBまでのSSDが使える予定です。しかも高品質なSSDが使えます。一般には流通していませんが、サーバー、メインフレーム用に設計された高耐久のSSDも使えます。科学計算、統計処理、データベース、レンダリングなど、ビジネス用途でも安心して使えます。Windows 10はまだまだ安定しないので、CF-SX4のWindows 7モデルは今後、価値が上がると見ています。欲しいが手に入らないという事態になることが予想されます。
今回のお客様は、Let’s note CF-SX4を大学で統計処理の用途で使われています。以前、1TBのSSD換装のご依頼を承りましたが、容量が足りず、今回、2TBのSSD換装のご依頼を承りました。新モデルには32GBメモリー実装を期待されていました。研究の現場とは、そういうものですが、それに対応できるPCが少ないところです。不況で代理店が倒れ、国内に良いパーツが入ってこない時代になっていますが、PC業界は限界を超えています。