愛知県のお客様より、Let’s note CF-SZ5の512GB SSD換装を承りました。
今回のお客様のLet’s note CF-SZ5は、ハードディスクモデル、8GBメモリーのモデルでした。64bitのOSを快適に動かす場合、最低8GBのメモリーが必要です。今回のCF-SZ5は、ハードディスクを高品質なSSDに換装することにより、メーカーのSSDモデルよりも耐久性、パフォーマンスの高い実用的なPCへと変わりました。
今回は750GBのハードディスクを512GBのSSDへと移行しましたが、大きい容量のハードディスクから小さい容量のSSDに移行する場合、パーティションの大きさの変更などの特殊な技術を要し、時間も要しますので、お持ち込みによる即日対応は難しくなります。お預かりとなってしまい、追加料金も発生することになります。リカバリー領域も含めて、全てを移行することは、中々難しい作業となります。小さい容量のハードディスクモデルを購入されるか、大きい容量のSSDに換装するならば、即日対応可能です。
Let’s note CF-SZ5のハードディスクモデルですが、緩衝材が薄いので、従来のLet’s noteの様に乱暴に扱うならば壊れます。76cmの落下試験ですが、試験の条件が底面方向に限られるのでアテにしない方が無難です。また最近のハードディスクはベアリングの油が切れるのか?4,000~5,000時間程度、使用するとパフォーマンス、安定性が落ちます。少し前のハードディスクは10,000時間使えている製品を良く見かけましたが、今はその様なハードディスクは見かけません。またSSDモデルのTLC型SSDも4,000~5,000時間程度で消耗しています。明確に耐久年数が設定されて、PCが作られていることに気付きます。
繰り返しになりますが、CF-SZ5もSSDモデルを買わず、メモリーの多いハードディスクモデルを買い、高品質なSSDに換装するのが良いです。