Let’s noteの2016年秋冬モデル(CF-SZ6 CF-RZ6 CF-LX6)はマイナーチェンジ。見送った方が良い。
Let’s note CF-SZ6、CF-RZ6、CF-LX6が登場しましたが、予想に反したモデルでした。CF-SZ5、CF-RZ5、CF-LX5とほとんど変わりがありません。売れ残ったCF-SZ5、CF-RZ5、CF-LX5をマイナーチェンジして、CF-SZ6、CF-RZ6、CF-LX6として出した様な印象を受けます。SSDがC級品であり、従来のLet’s noteユーザー、ビジネス用途のヘビーユーザーの使用に耐えられない品質であるのが一番の問題です。
リピーターさん、お客様より、色々と連絡、質問が入っていますが、強者はPanasonicに電話して、採用しているSSDについて質問していたりします。もちろん教えてはくれませんし、教えられる様な製品ではありません。
バッテリーの駆動時間、公称時間もあてになりません。CPUへの負荷の高い常駐ソフトによって、大きく変わります。最近の重いセキュリティーソフト、クラウドサービス等はCPUに常時、大きな負荷をかけますので、バッテリー駆動時間を大きく減らします。その点が考慮されていない理論値です。
Windows 10の不安定、互換性の問題もいまだに解決されていません。旧アプリケーション、旧周辺機器を使う際、よく問題が起こっています。
メモリー増設もできません。統計処理、科学計算など、メモリーの量がボトルネックとなる作業には向きません。またメモリーが壊れても、交換が出来ません。
パーソナルユーザー、軽い用途のビジネスユーザーには関係のない話ですが、ビジネス用途で使用するヘビーユーザー、従来のLet’s noteユーザーは、今回も見送った方が良さそうです。今回も、新製品を買うならば、ハードディスクモデルを買って、高品質なSSDに換装するのが無難です。