dynabook R731の他社SSD換装品が不調とのことでSSD再換装を承りました。
dynabook R731のSSDモデルは128GBと容量が少ないので、容量不足で困っている人が少なくないです。データを消しながら、不便な思いをしながら使用されていたりします。SSDを大容量のものに換装したいと思っても、dynabook R731のSSDモデルは特殊な型を採用しているので、汎用型のSSDは使えません。これは第二世代のMacBook Air等と同様です。
今回のお客様は東芝のサポートでHDDケーブルを交換してもらい、他社でSSD換装をしてもらったそうです。しかしPCが不調で、スリープから復帰できなかったり、SSDが認識されなくなったり、OSが起動しなくなったりしたそうです。
> wlndowsの表示のあとで、黒い画面となり
> insert system disk in drive……..
> の表示がでます。
とのことでした。
通常ならば、SSD換装をしてもらった業者に見てもらって下さいと申し上げるしかないところでしたが、以前、別の機種でSSD換装のご依頼を頂いたことのあるお客様でしたので、例外的にお受け致しました。SSDの型を拝見しますと、当社で過去に何度かロットアウト、全数返品したメーカーのSSDが使われていました。また22GB程度のリカバリー領域が75GBに拡張され、50GB以上も容量が無駄になっていました。。。データ移行作業に問題ありでした。
お客様にはビジネス用途での使用に耐えうる、他の高品質なSSDに換装することをおすすめ致しまして、512GBのSSD再換装を承りました。十分に検品を行い、不良、相性問題等のないことが確認できた正常なSSDを使用しました。手間はかかりましたが、何とか元の不良SSDからデータを抜き取り、リカバリー領域もメーカーが元々組み込んでいた特殊型の128GB SSDから取り出しました。当社では、dynabookの特殊型のSSDからもデータを回収することが可能です。
納品後、しばらくしまして、
> 無事業務で使うことができています。
> また、お願いするかもしれませんが、
> そのときはよろしくお願いいたします。
と、ご連絡頂きました。
特殊型のSSDの場合、万一、PCが破損した場合にデータの回収を行うのが困難な場合が多いです。またSSDが消耗、故障した際に代替部品、修理バーツが入手出来なくなっている場合もあります。ビジネス用途で使うならば最近のdynabookのSSDモデルはやめておいた方が良いとお伝えしました。その他、最近のdynabookについての注意点として、フレキシブルケーブルを多用していることがあります。フレキシブルケーブルは衝撃を受けると外れたり、切れたりしやすいので、どうしても本体の耐衝撃性は低くなります。SSDモデルであっても、衝撃には注意する必要があります。
(追記)
お問い合わせの多いdynabook R731のSSDモデルのSSD換装についてですが、現在、東芝のサポートではHDDケーブル交換は行ってくれません。お客様の方でHDDケーブルを交換されなくても、当社ではSSD換装が対応可能となっています。