兵庫県のお客様より、dynabook R731(SSDモデル)の512GB SSD換装を承りました。
dynabook R731、dynabook RX3のSSDモデルはコストパフォマンスが高いので、よく企業では大量に導入されていました。しかし容量が128GBと少ない為、容量不足に悩まされる方が少なくなく、SSD換装のご相談が多い機種でもありました。dynabook R731、dynabook RX3はUltrabookの走りの様なPCであり、特殊な型のSSDが採用されていましたので、当社では、ある条件をクリアした場合のみ、SSD換装のご依頼を承っていましたが、最近もご相談が少なくないので、そのニーズに応える答えるべく、対応できる体制を整えました。
今回は兵庫のお客様より、dynabook R731(SSDモデル)の512GB SSD換装のご依頼を頂きました。
最近は不況の影響で、ビジネス用途で使われるPCは高価なLet’s noteから、コストパフォマンスの高いdynabookにシフトされる傾向があります。dynabookはLet’s noteに比べると耐久性は低いですが、Let’s noteが品質を落としつつあり、価格に見合わなくなっていることにも原因があるかと思います。今のノートパソコンの原型を作ったのが東芝であり、ノートパソコンと言えばdynabook、Portegeという時代がありましたが、またdynabookの時代が来るかもしれません。
当社のSSD換装サービスは単に換装作業を行うのみではなく、一定期間、安定動作の保障を行っています。相性、不良問題が出ないのは当然のことで、ビジネス用途、ヘビーユーザーの使用にも耐えられることを常に考えています。その為にSSDの新製品が出る度に検証したり、流通からのフィードバック情報を集めたり、製品の検品をしたり、色々と手間がかかっていますが、その結果、不良は皆無に近い状況が維持されています。お陰様でリピート注文を頂くようになり、大学、官公庁等からもリピートでご依頼を頂いています。
悩むところはdynabookなので、SSD換装サービスの品質も下げ、価格を下げるかどうかというところですが、結局、dynabookもビジネス用途で使われるケース多いので、Let’s note同等の品質で、品質を重視する方針で行くことになりました。SSDが登場した当初からSSD換装サービスを行ってきましたが、その中で倒れるメーカー、代理店をいくつも見てきました。品質を落とすことにより、返品が発生するようになるとそれだけでサービスの継続は困難となります。そこに怖さがあります。低価格、低品質サービスは商売的には楽ですが、継続していくのは困難です。お客様が求められているのはSSD換装作業のみではなく、その後の安定動作も前提としてあります。動作が不安定だったり、安定して使えなければ意味がないです。また容易にデータロスが発生するならば、お客様に大きな損失が発生してしまいます。大事なのは速度より安定性だと考えます。
今回ご依頼頂きましたdynabook R731ですが、十分な空き容量が確保されたことで、お客様は一々、データを削除、移動して容量を空ける手間がなくなり、快適にお使い頂けることと思います。