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スタッフ日記

神奈川のお客様より、dynabook N510のSSD換装を承りました。

 今回のお客様は、いくつもの業者を調べた中で当社を選んで下さったとのことで、有難く思いました。当社の本業はシステム開発、コンサルタントであり、そこをベースにして、長年、様々の業種の方々と接してきた中でのニーズを反映させた結果が今の形態です。いわゆる一般のPCサポートと比較するならば、かなり異色だと思います。当社の顧客はビシネス用途でPCをフルに使われている方がほとんどであり、様々な問題、悩みを抱えられている方が少なくなく、結局、SSD換装にとどまらず、PCの運用方法、システム運用など様々な相談を受けています。日記には一般にニーズの多いSSD換装、PCサポートの話を主に書いていますが、実際は業務の中のほんの一部であり、多くは公には書けない守秘義務の関わる機密が多いです。それは余談の中からお察し下さい。



 最近はdynabookのお客様が増えています。本当はLet’s noteが欲しいが高くて手が出ないと、よく耳にします。それからLet’s noteからdynabookに移られたお客様もいらっしゃって、dynabookはボロボロだったりします。Let’s noteと同じ感覚でdynabookを使ってしまっているからです。今回のお客様は5年程度もdynabook N510を使われていながら、PCはとても綺麗で新品さながらでした。大事に使われているのが一目で判りました。最近、PCの速度が遅くなり、精神衛生上、良くないのでSSD換装したいとのことでした。

 最近のdynabookの全般に言えることですが、ハードディスクはほぼ剥き出し状態で取り付けられています。Let’s noteの様に緩衝材は使われていないので、ハードディスクの動作中に衝撃を受けると、ハードディスクはまず損傷を受けます。HDDプロテクション機能が働いて、物理的な損傷を逃れられても、データ上の損傷が発生します。今回のケースでは、SSD換装の前にデータの論理構造の修復を行いました。

 PCの動作が遅くなったという相談が多いですが、実際はハードディスクの消耗が多いです。SSD換装を行い、データをロスなく全て移行すると、これまでと同じ環境が見違える程、快適に動作することからも、そのことが分かります。PCの動作が遅くなったところで買い換えるのはメーカーの為にはなりますが、他にも面白い選択肢があり、それがSSD換装だったりします。

 今回のPCは64bitのWindow 7でしたが、メモリーが2GBのままでした。64bitのOSの場合、8GBは欲しいところです。今回は相性の合うメモリーの在庫が切れており、4GBを1枚のみ増設しました。同メーカーのメモリーを3種類確認しましたが、動作するのは1種類のみでした。メモリーの場合、規格が合っていても、メーカーが同じでも、相性問題が発生するので、必ず実機での確認を要します。

 SSD換装、メモリー増設でdynabook N510は生まれ変わり、とても快適なPCとなりました。SSDならばdynabookの様に緩衝材なしでも、衝撃による故障の心配はありません。フタを締めて休止モードに入る場合でも、ディスクの停止を待たずにカバンに入れることが出来ます。お客様もとても喜ばれていましたが、これからは気持ちよく仕事ができるかと思います。


 

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