神奈川のお客様より、dynabook R731(SSDモデル)のSSD換装を承りました。
dynabookのSSDモデルを買って失敗した。。。という話を良く聞きます。この手のdynabookのうちの1つが、今回、SSD換装のご依頼を頂いたdynabook R731です。元々は安くないノートパソコンでありますので、SSD換装の要望が多く、当社でも対応することにした経緯があります。
128GBのSSDモデルが多く出ましたが、実質、使えるのは115GB程度ですが、リカバリー領域、OS、アプリケーション、仮想メモリーの使用容量を計算すると、ほとんどデータが保存できなくなっています。当然、容量の大きいSSDに換装したいと思うところですが、特殊な型のSSDを採用しているので入手が困難で、一般に流通しているSSDは使用出来ません。ユーザーの方々はデータを消して容量を空けながら使っていますが、その作業に疲れて、時間の無駄だと思うようになるとPCを処分してしまうので、中古品、ジャンク品が或るところには溢れている有り様です。もうdynabookのSSDモデルは買わない。。。と叫んでいる方もいます。
今回のお客様は中々、PCを買い換える予算がつかないということで、SSD換装を行い、もう少し長く使うことにしたとのことでした。
最近の不景気、一般の方々がお金を使えなくなっている一番の原因は消費税です。8%ともなると年収のうちの1ヶ月分の給料に近い金額が徴収されているわけで、中所得者以下の方々は生活必需品以外は中々、買えなくなってしまっています。家計へのダメージは深刻なもので、これに円安が加わり、PC業界は瀕死となり、SONYやNECがPCの製造から撤退することになってしまいました。メーカーがやりくりで精一杯になっており、製造技術の開発が出来なくなっているので、結果、日本の国力は落ち、隣国に立ち打ち出来ない状況になっています。「Made in Japan」のブランドは過去のものとなっています。
こうなると過去の歴史のように、軍需産業が台頭してくるようになると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今の様に国際的に金融関係が密接になると、仮に戦争して勝っても損をすることが明らかなので、世界中が戦争を極力避けるようになっています。軍需産業が台頭しても市場がありません。なので、国内の多くのメーカーがやりくりは苦しくとも、軍需産業に極力手を出さないでいます。国際的にも、経済的にも、将来的にも、軍需産業のメリットは薄く、デメリットばかりなことは明らかだからです。優れた技術は戦争のためではなく、平和のために利用するしかなくなっています。インターネットの技術も、まだ改善の余地が多々ありますが、そういった軍事技術の平和利用の1つです。
過去の歴史とは異なり、今は「軍事兵器」よりも「金」「債権」「現物」が強い時代となっています。今、世界で一番注目されているのが、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、BRICS新開発銀行、アジア開発銀行(ADB)であることからも明らかですが、国際的な流れを見ると、今の日本の不況は続かない、続けていられないと思います。素人が見ても、このままでは世界から置いてきぼりを食うのは明らかですから。
話しを戻しますと、今回のお客様はSSD換装を行い、広がった空き容量をご覧になって喜ばれていました。元のSSDよりも高品質のSSDを使いましたので、若干ですが、速度も上がりました。