宮城県のお客様よりLet’s note CF-SX1の512GB SSD換装を承りました。
ここのところ、Let’s note CF-SX1の512GB SSD換装のご依頼が多いです。ところが最近、良質の512GB SSDが入荷しにくくなる状況が度々あります。理由は流通経路が減り、全体で流通している個数も減っているからです。いずれは入手困難になったり、価格が上がったりするのではないかと危惧しています。ここ近年、物が、良質のパーツが手に入りにくくなる傾向にあり、やむを得ず、独自に流通経路を開拓し、一般の小売店では手に入らないパーツを入手するように努めています。
今回のお客様ですが、これまであるメーカーのSSDを2個使用しましたが2個とも壊れ、現在はIntelのSSDを1個使っているとのことでした。SSDに不信感を抱きながらも、PCの動作速度が向上するので使っているとのことでした。
この故障したSSDですが詳細は書きませんが欠陥品です。フラッシュメモリーの寿命で壊れたものではないです。それからIntelの最近のSSDですが当社では使用することはありません。Intelの旧製品には良い製品もありましたが、最近のIntelのSSDはお世辞にも良いと言えないです。ほぼOEMに近く、自社ではほとんど作っていないと言って過言ではないです。使用しているパーツも良いとは言えないです。以前は、Panasonicのマイレッツ倶楽部でIntel製品を採用していたことがありましたが今は皆無です。採用するわけがないです。他のPCメーカーで採用するところも皆無に近いです。これはIntelというメーカーを否定しているわけではなく、今のIntelのSSDでビジネス用途に耐えうるものがないということを言いたいです。他にも色々とデメリットがあります。将来的に良い製品が出たならば、当社では勿論検討致します。そういう時が来るのならば、あちこちのPCメーカーも採用することと思います。
今回のお客様の様に、あの欠陥品、Intel製品など、いかにも。。。という感じの製品選びをしてしまう方は大抵、小売店の店員の話、ネットの情報、雑誌の記事を理由もなく鵜呑みにしてしまう人柄の良い方だったりします。見事にマーケティングに引っかかっているわけです。小売店の多くはユーザーが欠陥品を掴んで不利益を被ることなど考えていません。売ること、運転資金を回すことで精一杯で、不良品が出れば機械的に代理店に返品するだけです。彼らの言う良い製品とは売りやすい製品、売れる製品、儲かる製品です。品質は二の次です。なので良いも悪いもあらゆる製品を仕入れ、店頭に並べ、販売しているわけです。当社の様に選り好みはしません。もちろん全ての小売店がそうだとは言いませんが。
実際、SSDも製品にこだわらず、規格だけ合わせて適当に作業すれば、作業料金も今の半分以下には出来ます。ただ、そのような業者はいくらでもいますし、あえてサービスを作るまでもないでしょう。ビシネス用途に耐えうるサービス。。。となると、どうしてもコストがかかります。ここのところニーズが多いのでSSD換装サービスを行なっていますが本業はコンサルタントです。質で勝負しています。時折、辛口の意見を買いたり、言ったりすることもあります。このままの調子で行くと今後、大きな不利益を被ることがあるだろうな。。。と危惧してのことだったりします。
情報は検証しながら正しい情報を見つけ出し、体系づけていくことが欠かせません。それはどの分野でも同じだと思います。
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